周りの人で気遣い上手な人はいませんか?取引相手でもとても上手な気遣いをする担当者だと物事がスムーズに進みます。しかし、「あの人は人間として出来ているからできるんだ。」「自分はけっこうガサツなどで真似できない。」と感じてあきらめていませんか?
こうした「気遣い力」というのは実は習慣化によって得ることができます。
ではどのようなことを習慣化していけばよいか見ていきましょう。
1「クローズドクエスチョンを使いこなす」
一般的にコミュニケーションは会話がより続きそうな「オープンクエスチョン」(はい・いいえで答えられない質問)の方がいいと言われていますが場合によっては相手に手間を取らせてしまします。しかしはい・いいえの一言ですませられるクローズドクエスチョンを的確に使えば相手の手間を省くことができます。
2「気遣いの一言を徹底する。」
「ありがとうござます」「助かります」「よろしくお願いします」。こうした一言をとっさに言える人ほど周りから気遣いができると評価されます。たかが一言と思っているととっさには出てきません。普段の中から徹底し、習慣にするのです。
3「すみません」を言い換える
「ごめんなさい」「ありがとう」「お願いします」「失礼します」などあらゆる言葉を代用できる便利な言葉「すみません」。これは相手に意図が伝わりづらい場合も多く、「とりあえずすみませんと言えばいいと思っている」と相手に悪い印象を与えかねません。この言葉は口癖になりやすいので、できるだけ封印し、本来伝えるべき言葉に言い換えましょう。
4相手の方が絶対詳しいことを質問する。
誰しも詳しくないことを聞かれれば言葉は少なくなり、自分が詳しいことを聞かれれば話しやすくなるものです。出身地や趣味など相手が「この内容なら自信をもって話せる」と思う内容を選びましょう。
5いいにくい指摘やアドバイスは「私」を主語にする
「もうすこしこうしたらいいのに・・・もったいない。」と感じていても「でもこうるさいと思われるのはいやだし」と指摘やアドバイスを我慢してしまうことはないでしょうか?
その場合は「あなたはこうしたほうがいい」と言うのではなく、「私はこう思っている、感じている。」と言うようにしましょう。そうすると「あなた」というより印象がやわらかくなり伝えやすくなります。
ぜひこれらを使って気遣い上手と相手に思われましょう。
また相手に対してよい印象を与えるには気遣いだけではありません。相手の心を掴む話し方をする必要があります。そんな相手の心を掴む話し方が弊社主催のセミナーで学ぶ事ができます。
参照キャリアサプリ「気遣いできない人が知っておくべき10の習慣」
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