マネージャーには、個人の能力を余すところなく引き出す責務があります。仕事を割り当てる際には、本人の興味だけではなく、適性も併せて見るべきです。本人の希望(=興味)をヒアリングしつつ、チームのバランスを見ながらメンバーを配置するのが一般的かと思いますが、果たしてこれで適切に割り当てることができるのでしょうか?

 日常の業務の中だけでマネージャーがメンバーの適性を一方的に判断することは難しいと考えます。何故なら、評価対象であるメンバーの「アウトプット」が、割り当てられた仕事の範囲のみに限定されているためです。

 本人が自分の適性についてどのように考えているのかを、ヒアリングする必要があるわけです。そのためには形骸化した定期面談に留まらず、一対一のランチの場であったり、何気ない雑談の中であったりと、フランクな雰囲気の中での密なコミュニケーションが必要なのです。

そのような双方の認識のすり合わせを行う過程で、前述のような「新たな気づき」を本人に与えられることもあります。もちろん、必ず本人の希望通りに割り当てられることが本人のためになるかと言えば、答えはNOです。ケースバイケースですが、意図的に苦手分野に割り当てをする必要もあるわけです。

 仕事と人的リソースの兼ね合いの問題があるため調整は容易ではありませんが、その落とし所を模索するのがマネージャーの仕事だと思います。

 「適材適所」という、「適した人材を、適した場所に配置する」ことを指すこの言葉。これはマネージャーの思い込みで一方的に決める話ではなく、メンバーとマネージャーの双方が協力し、意思疎通を繰り返し図ることで、実現していくべきものなのです。

ただマネジャーも密なコミュニケーションを必ずしもとれるとは限りません。

そんな時に個人の興味や能力、行動特性などがデータで見ることができればマネジャーとしても「根拠のある適材適所」が可能になりますよね。

そんなデータを使った人事戦略が話題になっています。「データサイエンス」と言われる考え方です。

弊社主催のGROW UPセミナーでその「データサイエンス」が学ぶことが出来ます。

最初のテーマは「適材適所」。セミナーにご参加いただけると無料で「ProfileXT」という
個人の資質や興味、能力などがわかるデータを出すことが出来ます。さらに3人以上1企業からだしていただくと、その企業のハイパフォーマーモデルを作ることができます。御社にとってのハイパフォーマーをつくっていただくことでその後の人事配置や中途採用に役立つことが出来ます。

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