本日から新年度が始まり、新入社員も入って来た職場も多いのではないでしょうか。みなさんにとっては当たり前の社会人生活。しかし、学生生活から社会人生活に切り替わる際には「緊張」「変化」「新しいことを覚える」などさまざまなストレスがあります。最初ははりきって頑張っていた新入社員たちも時間が経つにつれ、どんどん元気を無くしていく方もいらっしゃると思います。

そのストレスを解消する方法はいくつかありますが、

そのうちの1つが適度な運動です!運動はストレスを解消するのに、とても効果があります。一体なぜ運動がストレス解消になるのでしょうか?

今回は運動でストレスが解消されるメカニズムと実際の運動のやり方についてお伝えします。ストレス解消に運動は効果的なのです。その理由は次の3つです。

  ①脳内ホルモンが分泌される

  ②交感神経が活発になる

  ③睡眠が快適になる

運動をしていると、βエンドルフィンという脳内ホルモンが分泌されます。βエンドルフィンには、痛みを和らげたり、幸福や快楽を感じさせる作用があります。そのような効果のせいで、脳内モルヒネとも呼ばれるほどの物質です。

 運動をすることは、体に負担がかかることです。運動を一定時間続けて、体に負荷がかかった状態が続くと、脳は苦痛を感じてきます。その苦痛を和らげるために、脳はβエンドルフィンを分泌して快楽を感じさせることで、苦痛を中和するのです。βエンドルフィンは幸福や快楽などを感じさせてくれるため、運動をすると清々しい気持ちになります。その清々しい気持ちがストレス解消に効果があるのです。

次に運動をすると、交感神経が活発に働き、体や脳の機能をアップさせようとします。その時にセロトニンという、脳内ホルモンが分泌されます。セロトニンはやる気を起こさせ、落ち込んだ心を元気にする働きがあります。

睡眠不足は自律神経の働きを乱す原因になります。自律神経の働きが乱れると、セロトニンの分泌も乱れるため、やる気が起きず、心も元気がなくなってしまいます。

そのため、十分な睡眠は、心のやる気と元気を保つためにとても大切なのです。

しかし、運動をして、体が適度に疲れると、眠くなりますよね!肉体的な疲労は、深い睡眠につながるため、ストレス解消効果があるのです!

運動は複雑なものではなく、単純作業を反復するような運動が最適です。このような運動をリズム運動といいます。

リズム運動は他の運動に比べてセロトニンが分泌されやすい運動なのです。

例えば次のような運動はリズム運動です。

  • ウォーキング
  • サイクリング
  • ジョギング
  • ストレッチ運動

また、太陽に光を浴びて、景色が良い所だと、よりセロトニンが分泌されやすくなるため、お気に入りの場所を見つけることも重要です!

頻度は週3回、運動する時間は1度に30分以上にすることです。これを継続することで十分な効果が出ます。

βエンドルフィンは運動してから一定時間経過しないと、分泌されないため、運動する時間は細切れではなく、継続して30分以上行ってください

変化が激しい新社会人にとって1日30分の時間をとるのは大変かもしれません。

なので通勤電車を一駅前で降りてみたらどうでしょう?疲れて帰ってくるので大変かもしれませんがそれが心も体も健康で長く、元気に働くコツです。

そんな心と体の健康についてのセミナーが弊社セミナーでも実施されます。

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